ギフト券専門業者・金券ショップの違いは?2つの特色・違いを解説!
ギフト券専門に扱っている業者に対して、「昔からある金券ショップとどう違うんだろう」と疑問に思っている人もいるでしょう。
今回は、ギフト券専門業者・金券ショップという2つの業者の違いについて、詳しく解説していきましょう。
ギフト券専門業者・金券ショップ、それぞれの特徴
ギフト券専門業者と金券ショップの、それぞれの特徴を以下より説明しましょう。
ギフト券専門業者の特徴
ギフト券専門業者は、文字通りギフト券専門に扱っている業者です。ギフト券の中でもネット上にてコード入力をすることによって使用可能なギフト券を扱っています。
取り扱っているギフト券は、主に以下のものです。
・ギフト券
・プリペイドカード
昔からある商品券などは買取の対象外であることが多いです。営業形態は、店舗型・ネット型があり、主に店舗を持たずにネット上でのみ運営しているタイプが少なくありません。
金券ショップの特徴
金券ショップとは、ギフト券専門買取業者が登場する以前から存在している売買業者です。各種金券の高価買取、格安販売を行なっています。
取り扱っている商品は、以下の通りです。
・小売(QUOカードや図書券、旅行券、文具券)
・信販系(JCBギフトカードなど)
・飲食系(食事券など)
・交通系(バスや新幹線の回数券など)
・通信系(切手、ハガキ、収入印紙など)
・イベント入場券(スポーツ、音楽など)
昭和の時代から存在するため、主に店舗型で営業しているところが多いですが、近年では時代に対応してオンライン・郵送での買取に対応しているところもあります。
ギフト券専門業者・金券ショップの違い
ギフト券専門業者・金券ショップの違いについて、以下より説明しましょう。
金券ショップはギフト券に対応していない
金券ショップはあらゆる金券(有価証券)の売買をしている印象がありますが、実はギフトのようなネット内でコード入力して使用可能になるタイプのギフト券は、対応していません。
その主な理由は、金券ショップは、ギフト券が未使用・使用済み、あるいは本物か偽物かを、見分けるスキルがないところが多いためです。
ギフト券は、ネット上の登録ページにてコードを入力することによって、ネット上で商品購入ができるものです。
未使用か使用済みかを確認するには、アカウント登録をしてそのコードを入力する必要があります。
しかし、それをやってしまうと、そのアカウントでしか使用できなくなり、これでは売り物になりません。
このように、金券ショップはギフト券に対応できる知識量がないために、買取を拒否しているのです。
中にはごく稀にギフト券の買取を受け付けているところもあるようですが、街中で見かけるほとんどの金券ショップでは、ギフト券は買取してくれないと考えていいでしょう。
ギフト券専門業者は、コスト削減を徹底
ギフト券専門業者は、ギフト券に特化して営業しているため、ギフト券に関する知識・スキルをしっかりと持っています。
優良店であれば利用者が持っているギフト券の疑問点などにも、しっかりと返答してくれるでしょう。
そして、ギフト券専門業者の特徴は、オンラインのみの店舗が多いことです。
実店舗を所有して営業をすると、店舗の家賃や維持費などランニングコストがかかります。しかし、オンライン店舗であれば、そのような出費は一切かかりません。
このようなコスト削減は、業者側だけでなく、利用者にとってもメリットがあります。
余計な費用がかからない分、手数料や金額の振り込み費用などを一切請求することはなく、ギフト券の換金率も上がります。利用者にとっても業者利用はお得といえるでしょう。
また、各種ギフト券は、プレゼントなどで多大なニーズがあります。
多くの需要があるために、ギフト券専門業者も常に買取を受け付けているため、換金率は下がることはないでしょう。
そのような理由で、ギフト券専門業者に依頼することをおすすめします。
ギフト券を取引に出す際の注意点
ギフト券を専門業者に取引に出す際に注意するべき点は、その業者が本当に許可を得ている合法の業者なのかという点です。
業者を営業する際は、古物営業法に従って許可を取らなくてはいけません。
古物営業許可を取っている業者は、店舗やサイト上に、以下のような許可の際に受け取る番号を公開しています。
古物営業許可 東京都公安委員会 第xxxxxxxxxxxx号
上記のようなことを公開している業者は、信用していいでしょう。
また、業者に連絡をする前に事前に口コミや評判などもチェックすることも大事です。
まとめ
ギフト券専門業者と金券ショップは、似ているようで、その性質は異なります。
それぞれの特徴をしっかりと把握して、自分が持っているものを取引に出す場合、どちらに依頼をした方がいいのか考えるようにしましょう。